井上尚弥が7月25日有明アリーナで行われるWBA・WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチに向けてスパーリングパートナーからダウンを奪ったパンチから階級を上げても井上尚弥のKO勝ちも予想できるのではないかという根拠・理由についてみていきましょう。
✅ガバリョのダウン
✅木村隼人が実際にスパーリングして感じたパンチの質
✅井上尚弥のパンチの質はふくらはぎから
この記事では、プロボクシングで10年間携わりメインイベンターとしても活躍していたMr.Kが元ボクシング日本バンタム級暫定チャンピオン、韓国チャンピオンの木村隼人とパートナーのガバリョをスパーリングで倒した井上尚弥のパンチの質について書かせていただきます。
ガバリョのダウンからわかる井上尚弥のパンチの質
上記の映像を見てわかるように井上尚弥選手とレイマート・ガバリョ選手のスパーリングです。
明らかにテンプルに入って井上尚哉選手のパンチが効いているのがわかります。
井上尚弥はスパーリングでヘッドギアの上から大きいグローブでこのような利かせ方をした事に驚かされます。
私は、約10年間プロボクシングの世界に身をおいていましたがスパーリングでこのような倒し方をするケースは極めて少ないです。
井上尚弥のスパーリングパートナーガバリョ
この時に井上尚弥のスパーリングパートナーを務めたガバリョは、
✅WBA世界バンタム級暫定王者
✅WBC世界バンタム級暫定王者
✅スパーリング時24戦全勝20KO
とこの後にドネアに敗北をしているという事はあれど
かなり強い選手である事は間違いないです。
しかし、井上尚弥選手は大きいグローブでスパーリングパートナーを倒しました。
ガバリョのダウンの仕方は本来スパーリングでは、なかなか見られない倒れ方です。
隼人が体感した遅れて効いてくる井上尚弥のパンチの質
井上尚弥のパンチはなぜ遅れて効いてくるのか・・
井上尚弥のスパーリングパートナーを何度も務めた元日本バンタム級暫定チャンピオンの木村隼人に聞いてみました。
ワンツーを打った直後にワンテンポ遅れて打たれたパンチがおでこをかすめたんです。
その直後にクラッときてセコンドに止められました。
いつもボクシングを観て選手を育てているトレーナーがストップするという事ですから、かなり効いた事がわかったのかもしれません。
完全に脳震盪だね。
はい。。クラッときて気がついたら止められました。。
階級を超える井上尚弥のパンチの正体

井上尚弥選手はライトフライからスーパーフライに階級を上げた時に、とんでもない破壊力を発揮しました。
オマール・ナルバレスを2回KOに葬りWBO世界スーパーフライ級タイトルを獲得しました。
その異常なパンチの質や威力の源は何なのか考えてみました。
パッキャオにも通じる井上尚弥のふくらはぎ
6階級制覇を果たしスタートはライトフライ級というマニー・パッキャオも階級を徐々に上げていき、自分より大きい選手を倒してきたひとりです。
元々はライトフライ級からスタートしたパッキャオを見ると、井上尚弥がスーパーバンタムにあげる事は何の問題もないように感じてしまいます。
パッキャオが倒してきた相手
・デラホーヤ
・マルガリート
・ハットン
などを見ると井上尚弥もなんの問題も内容に感じる
しかし、なぜパッキャオは6階級にもわたり自分より大きい選手を倒してくる事ができたのでしょうか。
井上尚弥がスーパーバンタム級では何の問題もなく強烈なパンチ力を発揮できる理由がそこにあります。
それは、井上尚弥もパッキャオと同じように強烈で強靭なふくらはぎを持っているからです。
下半身から無駄なく連動したエネルギーがそのままナックルに伝わっている事がわかります。
それが、井上尚弥のパンチの質の正体なのではないかと感じます。
弟・拓真と井上尚弥のパンチの質の違い
井上尚弥のパンチの質について、元世界チャンピオンの八重樫東氏が話していました。
弟の拓真選手も木村隼人曰く、かなり強い選手である事は間違いありません。
井上尚弥選手との違いはその圧倒的パンチ力の違いだと思います。
個人的には最初は井上尚弥選手より拓真選手の方がスパーリングやりたくなかったです。。
ただ階級を上げるに連れ、井上尚弥選手のパンチ力が顕著に現れ嫌になりました(笑)
パンチの質や強さの違いは身体の使い方
井上尚弥選手と拓真選手の両方のフィジカルトレーナーを務める八重樫東氏はこう語ります。
尚弥と拓真の違いは体の使い方です。
尚弥の体の使い方に対し、拓真はまだ体を上手に使えていません。
八重樫氏の話からもわかるように、また木村隼人の話でもありましたが井上拓真選手もすごく上手く強い選手です。
更に幼少期より井上尚弥選手と同じトレーニングを積み重ねてきてるのですから、強いに決まっています。
では、なぜ井上尚弥選手とのパンチの質や強さが変わってくるのでしょうか。
それは、パッキャオにもあるように井上尚弥選手が持っているふくらはぎからのパンチへの連動力だと踏んでいます。
井上尚弥のスパーリングパートナーガバリョのダウンからわかるパンチの質まとめ
結論、井上尚弥は下半身、特にパッキャオにも通じるふくらはぎの強さから、連動してナックルにパンチの威力を伝えている事で破壊力を生み出していると感じます。
パッキャオも6階級制覇をしていた事で、大柄な選手をことごとく倒してきました。
木村隼人もヘッドギアでスパーリング用の大きいグローブでおでこにもらったパンチであるにもかかわらず効かせられてしまいました。
井上尚弥のパンチの質や強さは、ウェイトやヘッドギアなども皆無なのかもしれません。
✅パンチの質や威力を生み出す身体の使い方
✅木村隼人が体感した井上尚弥のパンチのいい力
✅スパーリングパートナーガバリョのダウンからわかる井上尚弥のパンチ
これらを受けて、2023年7月25日の井上尚弥vsフルトンを楽しみに予想してみましょう!
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